二つほど、何がセミナーで話されるのかというご質問を頂きましたので、この場でお答えいたします。

基本的な考え方としては、やはりインターネットがどこまで発達したといっても、実際にあって話を聞くということは重要です。また秘密事項ではないけれど、わざわざ有益な情報をインターネットで流して、不特定多数の人がそれを見るということは、発信者にとって意味があることとは思えません。また一方で、無料とはいえ、遠くから来た人に有益な情報をもって帰ってもらいたいというのも人情です。

それを前提とした上で何を話すかということをお話しますと、もともと風車投資には、大きな二つの問題があります。一点は、リアル風況認識欠如、二点目は風車本体及び工事費です。

そもそも今の大きな流れでは、ほとんどの方々が前提とする風況をソフトだけに頼っているということにより、過大に見積もられた年間平均風速(例えば6m/sとか7m/s)に対して、収益が計算されているため、売値が高くなっています。もちろん、本当にその風況であれば文句の余地はありません。しかし現実にはほとんどの風況は、それほどの風がないという現実があります。結果的に、一般常識と僕の認識の差は、風況ソフトを前提としているのか?観測キットにより実風速を前提としているのかという差になります。結果的に例えば6m/sを前提としている業者は、もろもろの費用を上げてしまう(売値の余裕があるから)、しかし5m/s台を前提としている私たちは、様々な費用を徹底的に低減して、その風速でもなんとか表面利回り10%以上をとれないかということを模索しています。

そのために当然、我々の利益は下がることになります。それは企業としては嫌なことです。一方で誰かの痛みは、誰かの喜びでもあるので最終的にエンドユーザーが適切な風況地で建てられた適切な風車で、20年間安心して投資をできるという状況を作っていきたいと思っています。ここまでが方針と戦略です。

では、それを具体的に実現するためにはどうすればよいのかというのが、戦術となりますが、そのことを個別具体的に様々な観点から説明をしていくということになります。10年前にネットショップ団体をやっていた際に都合100回以上全国、大学院で講義をしました。その際にいつも気を使っていたのは、”本質”を話すこと、そして来てもらった方々に喜んでもらえること、このことを考えていました。いまもそれは変わりませんので、そういう立場で話しますが、この業界で真実を言えば、その分話を聞く方々には耳障りよいものではないので、夢がなくなる話も多いと思いますが、それでもその状況の中で、希望を一つくらいは持って帰られるようなセミナーにしたいと思っています。