これもたまに頂く質問ですが、その業者に取引に対する信用性があるということを前提にお答えします。小形風力に関しては、実施例があまりに少なすぎるために結果、太陽光に関する実績などで判断することになると思います。もちろん、その実績は実績としながらも、風力に関しては基本的に別のものであるという理解をする必要があるといえます。

では、もっとも注目すべき点はどこかといいますと、やはりこれはその販売地点での平均風速の考え方にあるのではないかと断言できます。なかなか実測ができないという理屈は別としても、購入した側は20年間その風車と付き合っていくわけです。そして素人では、業者が提示している平均風速が正しいかどうか判断がつくはずがありません。ならばその風況を導き出した根拠をきちんと説明する必要があるはずです。例えばソフトで年間平均風速7m/sがでているので、決して保証するものではないけれど試算して、この価格で販売していますというのでは、あまりに無責任としかいいようがありません。それが-0.5m/sであれば、かろうじて言い訳も成り立つかもしれません。しかしながら、その差が2m/sもあった場合、それは果たして購入者の責任とされるものなのでしょうか?業者がしっかりと実測をして、ある程度風速の担保を置くべきものではなかったのでしょうか?

そこで先に話を戻すと基本的に分譲型風車を購入する場合には、実測を前提として最終購入者のリスクを最小限に抑えることを前提としている業者を選ぶべきという結果に至ります。来年の冬を越すと発電量の問題で小形風車事業自体がクローズアップされることになるのは確実です。少しずつ訴訟も始まっているとも聞きます。最終購入者に対して誠実であるということは結果的に自分たちにも誠実であるということになります。その点をこの業界は考えていかなければなりません。

幸いなことに少しずつではありますが、実測の重要性に対して理解ある業者が増えているように思えます。そして実測をすることによって、場合にはソフト測定より高く販売できる場合もあるようです。ことに小形風力に関しては徹底した実測前提の業者を探すべきだと思います。