毎年12月には、次年度の買取価格が決まります。経産省が調達価格算定員会を開催し、そことで買い取り価格が決まるわけですが、昨年度の委員会において、来年度には子細に相談をするということが議事録から読み取れます。

小形風力協会提供調達価格委員会用参考資料

そこで、日本小形風力発電協会より委員会向けに資料がでているので、それをもとに検討をしてみたいと思います。

そんなに基本的な内容が変わる資料ではないので、基本的な部分は同じだと思うのですが、その中でも導入状況は興味深いところでもあります。なぜならば今年度3月までの認定状況が掲載されていた点です。資料によれば、120,443kWですので、本来20kWで割るのは適切ではないですが、あえてこの数値で割り算をしますと6,022本という数字になります。さらに、実際の導入数2,852kWを20kWで割ると142本となります。

この点から考えますといかにも権利抑えだけの案件ばかりが先行しているかということがわかります。さらにここから半年も経っていますが、それでも風況調査をやっているとは思えません。すべての認定案件が事業を開始するとも思いづらいですね。そのため実際には、認定量こそ増えたのだけど実際の認定にはほとんどが及んでないという結論になるのではないでしょうか?

また独自の見解としては、導入促進のため多数基設置、20kWという枠組みの変更の要望があります。これは拡大をはかるには現実的な要望であると言えます。来週には価格も決まると思いますが、価格が下がったとしても上記の要望などの制度変更があれば、今後の普及促進によいかと思っています。